最近頂く質問の中で多いのが──
「iPadはパソコンの代わりになりますか?」
「パソコンなし・iPadだけで仕事ができるでしょうか?」
──という内容です。
ノートパソコンよりiPadに興味を持って頂いているようで、まぁだからうちのブログに来てくれるというのもありますが、ぼくとしても嬉しい限りです(^^)
また『ノートパソコンの代わりにする』というのはAppleさんの目論みでもあるかと思います。
とはいえ。
iPadは根底からノートパソコンとは違いますからね。そもそものOSが違うので、アプリも違えばファイル管理の方法も違うわけです。
ということで本日は、iPadはパソコンの代わりになるのか? さらにはiPadだけで仕事ができるのか? を考えてみたいと思います!
パソコンとiPadの違いをおさらい
大きな違いは2つ
まず、パソコンとiPadの違いについておさらいしておきましょう。
『アプリの違い』と『ファイル管理方法の違い』についてですが、このブログではちょくちょく書いておりますので、「もう知ってる」という人はこの項目は飛ばして次項に進んでください。
パソコンとiPadの違いとは、もちろん見た目はぜんぜん違いますがそーゆー話ではなくてOSの違いです。
MacとWindowsは昔ながらのパソコン用OSであるのに対し、iPadに入ってるOSはモバイル用OSであるということ。
ようするにiPadは、iPhoneと一緒なのですね。
なのでiPhoneをお持ちの人であれば「iPhoneがパソコンの代わりになるか?」を考えてみると、けっこう簡単に答えが出てくるかもですね。iPhoneとiPadの大きな違いは画面サイズで、あとはだいたい同じですから。
Appleさんは『パソコン(しかもMacではなくWindows)に取って代わるデバイスがiPad Pro』と位置づけている節がありますが、なのになんでか、その中身はパソコンOSではなくモバイルOSなのですね。
個人的には「iPadの位置づけを急に変更したから、PCの代わりなのにOSはモバイルOSというねじれ構造になったのでは?」と思わなくもないですが(^^;、それはともあれ、パソコンOSではなくモバイルOSであることによりどんな違いが生まれるのかというと、大きく分けて2つの違いが生まれます。以下の2つです。
- アプリが違う
- ファイル管理方法が違う
アプリがないと話にならない!
まず当然のことながらアプリが違います。
つまりMacで使っていたアプリはiPadでは使えません。アプリ開発元が、iPad用アプリを作ってくれないとダメっす。
例えば写真加工で有名なPhotoshopは、2018年にようやくiPadにフルバージョン対応を表明し、そっからさらに1年以上かけて鋭意制作中。2019年にリリース目標とのこと。
めまぐるしく状況が変わるIT業界においては、まぁなんというか、ずいぶんのんびり屋さんだなぁって感じですねぇ。その間、ユーザーはじっと待たされるわけです。
なのでぼくらサイト制作者は、iPadをMacの代わりに使うことはできないのです。アプリがない時点でNG。簡易版では仕事になりません。
ファイル管理がアプリ単位では仕事でけっこう困る!
もう一つの違いは、ファイル管理の方法が違うということ。
パソコンはファイルをフォルダに入れて管理しますよね。でもiPadは、ファイルはアプリが管理します。
なぜ『ファイルはアプリが管理』なのかというと、初心者にとっては『アプリの中にファイルが入っている』という管理方法は分かりやすいからなのです。
「どのフォルダにファイルをしまったか?」は覚えてられなくても、「どのアプリでファイルを作ったか?」はけっこう覚えてられるもの。
何か書類を作っても、Wordで書いたのかExcelで作ったのかは意外と覚えてますでしょ?
だから『ファイルをアプリで管理』は初心者には優しいのですね。
でも上級者になったり、専門職になってくると『ファイルをアプリで管理』では使いにくさを覚えます。なぜかというと扱うファイルが膨大なので、アプリ毎の管理より、フォルダ作ってクライアント毎やタスク毎に管理しないと収集つかなくなるのですね。
iOS11から、ファイルを管理するアプリが登場しましたが、けっきょくこれも中途半端なアプリで、パソコンのようにファイルを管理するとはなりませんでした。残念。
以上がおさらいとなりますが、この辺に興味がある方は『タブレットとノートパソコンの違いは何か?』も合わせてご一読ください。
パソコンがないとまずい人・iPadだけでいい人
見極めは自作ファイルの有無!
おさらいが終わったところで、iPadはパソコンの代わりになるか?ですが、ぼくの意見は下記の通り。
『2019年現在は、iPadはパソコンの代わりにはなりません。 ですが、iPadだけを買えばいい人もいます』
結局のところ、普段どれほどパソコン使っているかによるわけですが、その見極めとしては……自作ファイルの有無。
自分で作るファイルがいかほどの数量か? さらにはどれほどに重要か?
パソコンとiPadの分岐点は、すべては自作ファイルによるのですね。
どういうことかお話していきましょう。
パソコンがないとまずい人とは?
自分でファイルを作る人は、パソコンがないとまずいでしょう。
なぜかというとファイル作成や操作は、パソコンのほうが早いし管理も簡単だから。
WordやExcelでファイルを作るのはもちろんのこと、データを取り込んでファイル化することもそうです。
例えばぼくは、書籍を裁断→スキャン→PDFというファイルにしています。(ちなみにコレを自炊と呼びます)
このファイル、ぼくのMacにどれだけストックしているのかというと……いま検索したら実に2243コ!
なんと2243冊もの書籍ファイルがパソコンの中(の外付けHDD)に保存されているのです!
我ながらすげぇ(^^;
ちなみになんでこんな面倒なことをしているのかというと、東日本大震災のときに本棚が倒壊して散々な目に遭ったので、書籍はすべてファイルにした次第です。毎日数冊を地道にファイル化し続けて、2年半もの歳月をかけてすべてデータにしました!
まぁなんというか、ぼく、こういうチマチマした作業が好きなんです(^^;
おかげでいまでは、自宅には小さな収納ラックが1つあるだけで、壁一面の本棚とかまったく必要なくなりました。圧倒的なスペース節約で、部屋も散らからず一石二鳥! そしてファイルになった書籍をiPadで読むわけです。
さて、この大量のファイルをiPad1枚で管理しようと思ったらアナタ、どうなるでしょうか?
そもそも、こんな膨大なファイルを管理するようにはiPadはできていないのですが、それでも管理しようと思ったら、ますどこかのアプリに2000ファイルを入れねばなりません。
さらに、せっかく入れたファイルを別アプリに移動させようものなら──つまりパソコンに繋いでiTunesとかの操作ナシで2000ファイルを別アプリに移動させようものなら──指が腱鞘炎になるかもネ(^^;
大量ファイルを管理するには、フォルダのほうが断然カンタンですし、マウスのほうが全然ラクチンなのです。
ちなみにiPadは、キーボードは使えてもいまだマウスは使えません。2019年9月リリース予定のiOS13からは、アクセシビリティの一部としてマウス操作解禁となるようですが、フルサポートではないでしょうし使い勝手はどうなるかな?
あとiOSをハック(通称:脱獄)すれば使えますが、このエントリーではそこまでは考えませんのであしからずm(_ _)m
ってかそもそも保存容量的に考えても、iPadでは2000コものPDF(しかもスキャンデータ)は収まりませんし、もっといえば手持ちのスキャナではiPadにファイル転送できないから買い換えねばならず、つまりは保存容量的にも、周辺機器的にも問題が続出します。
もうひとつの具体例としては、読者さんから「CDから取り込んだ楽曲をiPadのみで管理したい」という質問を頂きまして、まずこれもPDFファイルと同じ問題が起きますし、もっと重大な問題としてバックアップの問題があげられます。
楽曲をパソコンに取り込んでCD捨てるとしたら、その取り込んだ楽曲は二度と復元できないファイルといえましょう。そういった復元できないファイルは絶対にバックアップを取って頂きたい。
なのにiPadのバックアップは完璧とはいえません。
そもそもiPadのバックアップ先は、基本はパソコンですし、iCloudにバックアップするという手もなくはないですが……iCloudをバックアップに使うのは2019年現在もまだ割高だと思います(外付けHDD買ったほうが安い)。
さらに、Appleサポートさんに聞いたところ「アプリ内のファイルやデータもバックアップとれるかどうかは、アプリによってまちまち」とのこと。だからiPad内の自作ファイルすべてが完全にバックアップとれるというわけではないのですね。
というわけで、iPadだけで自作ファイルを安全に管理する、というのは現時点では危ういのです。大切なファイルはやぱりパソコン管理が安全です。
なお、ハードディスクは永久に使えるものではありませんので注意してくださいね。
例えばぼくの、2000冊以上に及ぶ書籍ファイルは、三重にバックアップ(3つの保存領域を使用)しておりますので、それらが同時に壊れるというのは天文学的数字でしょう。おうちが火事で全焼する確率のほうが高いかもネ?
ちなみにワタクシ、自宅アパートが火事になって焼き出された経験もあります……orz。隣人が出火してしまいまして。
地震に火事に、あとは落雷に注意しませんとねぇ(^^; 親父はもう歳で弱ってますゆえ!
そんなわけで大切なファイルは、二重にも三重にもバックアップしておいたほうがいいのです。
2000冊の書籍を買い直し、いわんやスキャンし直すのは……気が遠のきます(^^;
まとめますと──
- フォルダとマウスがないとファイルが管理しにくい
- 容量が足りない
- 周辺機器を買い直さねばならない
- バックアップが大変
などの理由から、何かしらの自作ファイルを扱うのでしたら、やっぱりまだパソコンだとぼくは思うのですね。
iPadだけでいい人とは?
ではどんな人かiPadだけでいいのか?
もうお分かりかと思いますが『パソコンがないとまずい人』の逆です。
つまり自作ファイルを扱わない人。
こういう人にとっては、もう、パソコンは無用の長物となり得るでしょう。
『ファイルを扱わない』とは具体的にどんな使い方をするのかというと……
- サイト・ブログ・動画などを見るだけ。
- 楽曲はiTunesなどで買うか、Apple Musicのサブスク加入してるのでCDからは取り込まない。
- 書籍も電子書籍なのでスキャンなんてしない。
- 文書作成はメールやメッセージくらい。
- PCゲームは、iPad対応するまで忍耐強く待てる!
こういう使い方なら自作ファイルは扱いませんでしょ?
楽曲や電子書籍はファイルですが、これらファイルはクラウドで管理されているので、例えばiPadが壊れてもクラウドからダウンロードできるのですね。ちなみにiTunesで購入した楽曲は、iCloudの保存容量とは別に保存されていますので容量を気にする必要もありません。Appleさん太っ腹!
平たくいえば『見る・聞く・読む・遊ぶ』ための用途として考えているならば、iPad単体でも十分でしょう。
『(ファイルを)作る』用途も考えているならばパソコン、ということになります。
まぁ身も蓋もない最善策をいうならば、パソコンもiPadも所有することですが!
iPadは単体で仕事に使える?
『iPadはパソコンの代わりになるか?』の質問に派生して多かった内容が『iPadは仕事で使えるか?』でした。なのでiPad単体でも仕事に使えるかにも言及しておきましょう。
以下のお話は、あくまでも「iPadだけで仕事になるか?」についてです。パソコンと併用ならiPadは十二分にその真価を発揮してくれます。詳しくは『iPad ProとApple Pencilを仕事で活用してみた感想』にて。
さてぼくは、iPadを何枚も持っているにもかかわらず単独では仕事で使っておりませんね。
なぜ仕事で使っていないのかというと、第一に、マウスが使えないから。
前述の通り、ファイルを細やかに操作するなら指よりマウスなのです。ファイル管理がアプリであることはまぁ我慢できなくはないとしても、マウスが使えないというのが致命的。Apple Pencilも、ファイル操作には無力ですし、机に置いたらコロコロ転がっていくし(^^;
デスクワークにおいて最も行う作業は『作文』です。メールを書く、書類を書く、見積もりを書く、契約書を書く、始末書を書く(^^;などなど、書く作業に最も時間を費やすかと思います。
ビジネスはテキストでできている、といっても過言ではありません。
だからキーボードを使うわけですが、キーボードを手前に置き、iPadを立てかけ、つまりノートパソコンのようにiPadを展開しているというのに──マウスがない。
画面操作は、手を伸ばして指で画面に触れねばならない。しかも、iPadが倒れないよう気をつけながら(^^;
「慣れの問題かも?」と思って何度かチャレンジしてみましたが、すっげ操作しにくくて断念しました。
もっといえばiPadとキーボード持ち歩くなら、同じ画面サイズのノートパソコン持ち歩いても、かさばり具合も重さも大して変わらないです。
かてて加えてノートパソコンにできてiPadにはできないこと多いし。
ここまでできない理由が揃うと、iPadを単独で仕事に使う必要性がないのですね。
にしても、どうしてマウスが使えないのか?
iOS上にカーソルが表示されて、マウス操作することの何がいけないのか?
指がカーソルになるだけなのに。Bluetoothマウス感知したらカーソル表示させるだけだというのに。
かつてAppleさんは「MacBookをタッチパネルにするのは美しくない。画面に指を伸ばす動作は不自然だから」などと動画で語り、その後、その動画は抹消されましたが、では、Smart Keyboard(スマート キーボード)付きのiPad Proはどう解釈するつもりなのか?
形状は完全にノートパソコンじゃん(^^;
かつて「美しくない」と切り捨てた操作を、なぜiPadで強要するのか?
それもこれもすべて『iPadの位置づけを急に変えた』から出てきた矛盾だとぼくは勘ぐるのですけどね。
あ、ちなみに、Smart Keyboardは打ちにくいと思いますので、まったくもっておすすめしません。iPad Proでキーボード使いたい場合は、Bluetooth接続のフルサイズキーボードがいいでしょう。
まとめ:iPadはどこにいくのか?
タブレットをノートPCの代替にするだけでいいの?
以上、『iPadはパソコンの代わりになるか?パソコンなしでも仕事に使えるか?』でした。
ぼくの結論としては、『iPadはパソコンの代わりにならない』『iPadを単体で仕事で使うのも難儀』となりますね。
では今後のiPadは、ひいてはタブレット端末は、どうなっていくのでしょうか?
このままスマホに喰われて消滅してしまうのか?
それとも何か生きる道があるのか?
ぼくは、タブレットには2つの活路があると思います。そしてどちらの活路に踏み出すかは、メーカー各社の収益構造によるでしょうか。
タブレットが歩む一つ目の道は『ノートパソコンと融合する』ということ。
この道をバク進しているのがMicrosoftのSurface(サーフェス)でありましょう。
Surfaceは、なんといっても搭載OSがWindowsなのです。
パソコンの代わりではなく、パソコンそのものなのです……!
キーボードを脱着できるパソコンですね。
ぼくはSurfaceは持っていないので、実際の使用感がどうなのかまではわかりませんが、カタログ見る限りでは、iPadでさせてくれないことすべてを網羅しようという野心が見え隠れしていますね。
ただまぁ、そもそものWindowsが使いにくくて仕方なさそうですが(^^;
ちなみにMicrosoftは、これまでハードウェアを作っていませんでしたので、ノートパソコンがタブレットに置き換わっても問題ないのです。Microsoftの目的は、『ユーザーがWindowsというプラットホームを使い続けてくれること』だと思います。
かてて加えて、世の中Windowsユーザーが圧倒的ですから、ノートパソコンがタブレットに置き換わったところで乗り換えもスムーズでしょう。
そんなわけでWindowsは、ノートパソコンの代わりにタブレットを使わせようとしているのでしょう。厳密にいえば、ノートパソコンとタブレットの融合を計っているわけですね。
この戦略は、これはこれで魅力的です。
ただまぁぼくは、あのヒドイOSには戻る気はないので使いませんが(^^;
タブレットは『紙』の代替を目指すべきでは?
タブレットのもう一つの活路は『紙になる』ということ。
Appleはこっちに向かっているものとばかり思っていましたが、Smart Keyboardとか出しちゃう始末ですから迷走っぷりが垣間見えます。
このブログではかねてより書いておりますが、タブレットをより薄く・より軽くしていき、プラスチック下敷きのようにペラッペラの端末に磨き上げること、これこそAppleさんの目指すべき道だと思います。
するとどうなるのか?
紙になります。紙!
使い勝手が紙になるのです。
しかも、パソコンと接続できる紙。
鉛筆でメモる、手書きで図形を書く、赤字校正を入れる、タブレットで紙のように本を読み、ペンで書き込みも入れられる……!
などなど、紙でできるごく普通の作業をデジタルで再現する、それがタブレットの目指すところだとぼくは考えております。
紙上の作業をデジタルで完璧に再現することにより、紙を越えるのです。
これによりどんなメリットがあるのか?
まず劣化しません。バックアップは必要ですが、書籍が黄ばむようなことはなくなります。
つぎにいつでもどこでも読み書きできます。ペンを忘れても指で書けます。
そして何より、なんどでも修正できます。これぞ紙にはない利便性です。消しカスも出ません!
さらにいえば、他人との共有も簡単、かつ一瞬です。
などなど、よりいっそう自由にデジタルを使えるようになると思うのですね、タブレットがペラッペラになって手書きに特化したら。
これまでデジタルが不得手としていた『手書き』というアナログ操作が簡単にできるようになるのですから。
だからより直感的にコンピュータ操作できるようになる。
そしてその鍵を握っているのがApple Pencilである!というわけです。
スマホとの棲み分けは?
スマホとの棲み分けは画面サイズですね。
紙だって、デスク脇に置いてるメモ用紙は小さいけど、企画書はA4サイズですよね。
ああいった使い分けが、スマホで手書くか、タブレットで手書くかの違いとなるでしょう。
ちょっとしたメモならiPhoneで。まぁ2019年9月現在、iPhoneはいまだApple Pencilに対応していませんが(ToT)
そしてお絵かきしたり、企画書に赤字いれたいときなどはiPadで。
画面サイズはけっこう大きな違いになりますから、スマホとの棲み分けは十分可能のはずです。
MacBookシリーズとのカニバリも避けられるはず
AppleさんがどうしてもMacBookシリーズを活かしたいのなら、上記のような活用をユーザーに提案すべきと思うのはぼくだけでしょうか?
iPadがペラッペラになり、MacBookもさらに軽くなったら、iPadとiPhoneとMacBookとすべて持ち歩くのもいいでしょう。パソコン作業中に紙を使いたくなって取り出すかのように、iPadを取りだして紙の代わりに手書きすればいい。
っていうかiPadは紙になるわけですから『鞄にiPadが1枚』『デスク脇にも1枚』『リビングに1枚』『寝室に1枚』とか、iPadを何枚も持てばいいのです!
Appleさんもそのほうが嬉しいでしょ? あ、もちろん、iPadはもっと安くしてもらわないとですが(^^; 紙並みに安価に、とはいいませんけれども。
そしてiPadとMacBook、iPadとiPhone、はたまたiPad同士はいま以上により連携・同期されることで、Appleさんはどのデバイスも活かすことが可能でしょうし、機能特化しているほうが、当然ユーザーにとっても使いやすくなると思います。
まぁさらに進化したら、なんでもかんでもクラウド管理になって、端末の違いは画面サイズだけとなり、iPhoneもiPadもMacもぜんぶ同じになり──つまりはクラウドの覗き窓として、キーボード脱着式ディスプレイが大中小と揃っているだけ、となるかもしれませんけどね(^^;
ぼくはデジタル人間なものですから、「そんな未来が早く到来しないかなー」とか「ぼくの妄想を越える利便性を提供してくれないかなー」とか待ちわびる日々なのでした。
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