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2018.12.30

Apple Pencil 第2世代レビュー
充電や操作は便利になった?収納ケースは必要?

年末年始はカニを食べるぞー!のみくはです(笑)

さて今回はちょいと遅まきになりましたが、2018年11月発売のApple Pencil第2世代(以下、Apple Pencil 2)についてレビューしてみたいと思います。

従来と大きく違うのは、なんといってもiPad Pro側面にくっつくようになったことですね。マグネットで。

その変更点を中心に、メリット・デメリットをお話していきましょう!

くっつくメリット

メリット1:鞄内で充電できる

まず何よりも、iPad Pro側面にくっついてのワイヤレス充電は、素晴らしいの一言でありますね(^^)

従来の『iPad Proのお尻に突っ込む不格好な充電』はようやく廃止になりました。
 ↓↓↓
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不格好に加えてLightning端子充電では、Apple Pencilが根本からポキっと逝きそうで怖かったんですよ。

そうして何よりも……Lightning端子充電では、鞄に入れながら充電することができなかったわけです。スペースを取り過ぎて。

例えばぼくはセミナーや勉強会にちょくちょく出掛けるのですが、そういうときの筆記用具は紙と鉛筆ではありません。iPad ProとApple Pencilなんですね。

そのほうが、セミナー聞きながらネットも調べられるし、ノートPCと筆記用具で机が埋まることもないし便利なのです。

だがしかし!

おうちでの手書きにはiPad Pro 12.9インチのほうをよく使うので、iPad Pro 10.5インチの持ち出し用Apple Pencilは、さほど使いません。

そうすると、iPad Pro 10.5インチのApple Pencilは……バッテリーがなくなってるのですね、自然放電で(ToT)

だから出がけに「ヤバイ! Apple Pencilを充電し忘れていた!」なんてことがまま起こります。

ですがApple Pencil 2ならば、充電し忘れていたとしても、鞄の中でiPad Pro側面にくっつけておけば充電できるというスグレモノ!

さらにペアリングまでできるので、ペアリングが面倒でApple Pencilを複数本持っていたぼくですが、今後は、ペアリングが簡単になったので1本を複数枚のiPad Proで使い回してもよさそうですね(^^)

というわけで、『鞄の中で充電できる』というメリットは、Apple Pencil 2を屋外で使いたい人にはことさら大きな利点となることでしょう。

メリット2:同時充電が可能

さらに、ワイヤレス充電になったことによる恩恵はもう一つありまして、Lightning端子を占有しないことから、iPad Proを充電しながら同時にApple Pencil 2も充電できるということですね。

以上2つのメリットから、Apple Pencil 2がバッテリー駆動であるデメリット(バッテリーがなくなったら描画できない)はだいぶ解消されたと思います。手軽に充電できますので。

くっつくデメリット

デメリット1:外れやすい

くっつくデメリットも2つあるかと思います。

まず1つ目は、Apple Pencil 2がiPad Proにくっつくとはいえマグネット吸着ですから、ちょっとした圧迫ですぐ取れてしまうことですね。

例えば、Apple Pencil 2を剥き出し&下にした状態で、iPad Proを鞄に収納してみると──

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──Apple Pencil 2が取れてしまうことちょくちょくありました。移動中の振動によりApple Pencil 2が少しずつズレて、やがては取れてしまうのでしょう。

あと旅行用キャリーケース内に入れてても見事に取れておりました。

しかもこの現象、純正のSmartKeyboard Folioでも同じ。FolioはApple Pencil 2が剥き出しですからねぇ。

まぁ、Apple Pencil 2を上にして鞄に収納すれば、歩行中にすっ転んだりでもしない限り取れることはないですが。

さらに、室内で移動中も、ちょっと手がかすっただけで取れたりズレたりしますから、iPad Proの取り回しがしにくくなります。

なのでマグネット吸着では、Apple Pencil 2の収納には向かないということですね。

解決策としては、Apple Pencil 2と一緒に収納できるケースに入れてやることでしょうか。こんな感じの。

ぼくは、iPad Proをケースに入れることが好きじゃないので、iPad ProとApple Pencil 2を一緒に入れられるスリーブケースが欲しいのですが、本稿執筆時点ではなさそうです。

デメリット2:ペングリップが付けられない

くっつくデメリット2つ目は、ペングリップが付けられなくなった点。

ペンダコ防止や滑り止めに役立つシリコンなどのアレですね。

まぁ付けられなくはないですが、充電の際にはグリップは外してやるか、付けたままでも充電できるグリップを探すかしないとですね。

ぼくは、ペンダコできるほどお絵かきに励んではいないので問題ないのですが、プロのイラストレーターさんとかは切実な問題かもしれません。

こういう点はWacomのほうが、格好良さより実用性を重視したペン作りをしているので一日の長があるなぁと思います。

ダブルタップの使い勝手はどう?

操作性は物理ボタンのほうがやっぱりいい

Apple Pencil 2に導入されたもう一つの目玉機能としては、ダブルタップ操作でしょうか。

ペン本体の持ち手付近をダブルタップすることで、消しゴムに切り替えたりできる機能です。まぁWacomユーザーにはおなじみのペンボタンですが、それが、物理ボタンではなくダブルタップ操作になったわけです。

さてこの使い勝手ですが……びみょ〜(^^;

手元でペンと消しゴムが切り替えられるのは確かに便利なのですが、やっぱり、ダブルタップよか物理ボタンのほうが押しやすいよAppleさん。でもAppleは、伝統的に物理ボタンを付けること嫌がりますしねぇ。

誤タップしちゃう!

更にですね、けっこうな頻度で誤タップしてしまうんです。

これはぼくの癖かもしれませんが、ペンを持っているとき、無意識にペンを持ち替えていることがちょくちょくあります。その持ち替えるとき、ダブルタップと認識されてしまって消しゴムに切り替わってしまうんですよね、ちょいちょいと。

とくにお絵かき時はそう。手書きで文字を書いたりしているときはそれほどでもないのですが。

しかし絵であろうと文字であろうと、誤タップしないよう意識を向けるのは非常に煩わしいです。ツールのために書き方を矯正するのも本末転倒だし。

だからぼくは、このダブルタップ操作はOFFにしてしまいました。

この辺も、実用性を取るWacomに軍配が上がると思います。入力デバイスはオシャレよりも実用性ですよマジで。

シンプルさはAppleならでは

ただし、ダブルタップ操作の機能割り当てを、数個に制限していることはいいなと思いました。賛否が分かれるようですが。

なんでもかんでも自由に割り当てできると、割当のカスタマイズにこだわりはじめて、描画より設定に時間をかけてしまったりすることままありますからねぇ(^^;

だから潔く、「ダブルタップはペンと消しゴムの切り替えだけ」とシンプルにしたほうがよいかなと思いました。

もちろんこれは、キャンバス(描画領域)が指先で縦横無尽に動かせることが大前提でありますが。キャンバス操作を指でできると、必要なショートカットは少なくて済むので。

まぁいずれにしても、Apple Pencil 2のダブルタップ機能は、ぼくは結局OFFにしちゃいましたが(^^;

買い換える程でもないけれど、いつかはほしいApple Pencil 2

というわけでApple Pencil 2の新機能をレビューしてみましたが、まぁ、これら機能のために、iPad Pro本体まるごと買い替えるか否かでいえば……買い替えは不要かな(^^;

これからiPad Proを初購入される方はラッキーですね! くらいでしょうか。

ちなみにぼくの場合は、iPad Pro 12.9インチとApple Pencil 2を購入しましたが、11インチのほうは見送りました。

12インチを買ったのは、ぼくの12.9インチは第一世代だったので「まぁ買い換えてもいいか」思えたので。

11インチを見送ったのは有機ELが実装されなかったから。有機ELが実装されて、アニメがますますキレイに見られるようになるならば買い替えようという計画です(笑)

従来のApple Pencilも、充電とペアリングに難があるだけで、その描画能力はぜんぜん現役ですからね!

以上、ご参考になれば幸いです(><)b

カテゴリー:Apple Pencilの使い方

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