AirPodsの接続が切れたらどうなるか?
例えばアニソン再生中にAirPodsのバッテリーが切れたら、再生中のアニソンはどうなるのか!?
まさか、iPhoneの本体スピーカーから再生されてしまうような自体にはならないと思いますが……そんなことになったら、電車内できゃっぴきゃぴなアニソンがダダ漏れです!
あ、もちろんアニソンを批判するようなわけではありませんですハイ。むしろぼくはアニソンしか聴きません!
でもまぁ、やっぱり気恥ずかしい楽曲ってアニソンに限らず人それぞれあるじゃないですか(^^;
だから、何かの不具合でBluetooth接続が切れても大丈夫なのかを念のため確認してみました。
確認することで、心置きなくAirPodsを使えるようになりますからね!
Bluetooth接続が切れたらどうなる?
音楽再生しているiPhoneはデスクにおきっぱなしで、AirPodsで聞きながら自宅マンションを出てみました。
そうするとどうなるのか?
まず、玄関を出た時点で音飛びするようになります。音飛びとは、音楽がぷつぷつと切れる現象ですね。
つぎにエレベーターに乗ると、AirPodsからの音楽は完全に途絶えました。
念のためマンション敷地外まで移動し、音楽が完全に途切れているのを確認してから急いで部屋に戻ります。
果たしてiPhoneスピーカーからアニソンは流れっぱなしなのか否か!?
ドキドキしながら部屋に戻ってみると……ちゃんと停止しておりました!
おお……さすがAppleさん。おそらく、Bluetoothの電波が届かなくなるとiPhoneが音楽停止してくれるのですね。
AirPodsのバッテリーが切れたらどうなる?
AirPodsが使えなくなるもう一つのシーンとして、AirPodsのバッテリーが切れたときがあげられます。
なのでバッテリー切れの場合も検証してみました。
AirPodsの反応が消えた時点で、iPhone側で音楽停止してくれることが分かったので、バッテリー切れでも問題はないと思いますが念のため。
AirPodsのバッテリーがなくなるまで無駄に楽曲をかけっぱなしにしてみました。
そしていよいよAirPodsのバッテリー残量がゼロになります!
このとき、AirPodsをすかさず耳に突っ込んでみました。
そうすると、バッテリー残量ゼロ表示になってから、1分前後で音飛びが始まりました。
それからさらに1分くらいすると『ぽんぽこぽん……』という間の抜けた音と共に、音楽は完全停止!
もちろん、iPhoneスピーカーから音楽が再生されることもありませんでした!
ということでAirPodsは、電波が届かなくなったり、バッテリーが切れたりしても、iPhoneスピーカーから音楽再生されることはない、ということですね。
ただしこれはiPhone側の操作だと思いますので、iOSが10.2以降になっていることを確認してくださいね。watchOS 3なら以降、macOS Sierra 以降となります。これ以前のOSだと音楽停止してくれるのかは……神のみぞ知る、ならぬAppleのみぞ知るですね。
だがしかし、そもそも接続されていないことに注意!
ということでAirPods使用中にiPhoneスピーカーからアニソンだだ漏れ、という現象はあり得ないこと確認できました。
しかし1点注意があります。
それはAirPods使用前です。使う前。
そもそも『使いたい端末』と『AirPods』がBluetooth接続されていないと元も子もないのであります!
とくに複数端末でAirPodsを使いたい時は注意が必要です。
どういうことかというと、例えば──
──iPhoneをポッケに、iPadをバッグに入れていたとしましょう。
そしてスタバでひと仕事終え、帰宅しようと席を立ち、AirPodsを耳に突っ込みます。
すると『ぶぉん』という効果音が聞こえてくるので、AirPodsがBluetooth接続されたのだと思いiPhoneで音楽再生したら……AirPodsではなく、iPhoneスピーカーからアニソンがうなりを上げている!
そんなことが起こりえるのですね。
どうしてそんなことが起こりえるのかというと、iPhoneとiPad、両方持ち歩いているがゆえに、AirPodsは、iPhoneではなくiPadに接続されていたわけです……!
にもかかわらずiPhoneで音楽再生したら……そりゃあ、イヤホンに繋がっていないわけですからiPhoneスピーカーから音楽が流れますよね?
AirPodsは、iPhoneでもiPadでも使い回せるわけですが、だからこそ、Bluetooth接続先がiPhoneでない可能性があるのです。
とくに、ぼくのようにデバイス中毒患者であればiPhoneもiPadも持ち歩いているわけで、そうなると、AirPodsの接続先がiPhoneなのかiPadなのか、その確認に細心の注意を払う必要があるのです。
この現象、基本的には『最後に接続していた端末』にAirPodsは接続しますので、上記の例でいえば、スタバに向かうときにiPhoneとAirPodsを接続さして音楽聴いていたなら、スタバから帰るときもiPhoneとAirPodsが繋がっています。
ですが、自宅でiPadとAirPodsを接続さして音楽を聴き、スタバに向かうときはとくに音楽を聴かず、スタバから帰るときに音楽聞こうと思ってAirPodsを耳に突っ込むと……『最後に接続していた端末』はiPadでありますから……いわずもがな恐ろしい惨劇があなたを襲うことでしょう……。
この複数接続について詳しくは『AirPodsのペアリング方法。Macなど複数の接続は?解除は?繋がらない時は?』をご確認ください。
さらに「iPadは持っていないからいいや」と思って油断していると、やはり思わぬ惨劇に見舞われる恐れがあります。
つまり単純に、iPhoneとAirPodsがBluetooth接続されていないのに音楽再生しまう、というヒューマンエラーですね。
こればっかりはもう、Appleさんのせいにもシステムのせいにもできませんからねー。強いていえば「Bluetooth接続遅いよ!」と文句をいうことはできるかもしれませんが……いずれにしろ、周囲から白い目で見られるのは自分ですから(^^;
これら惨劇を起こさないためにも、AirPods使用前は、下記2点の確認を怠らないようにしましょう。
1つめは、AirPodsは、Bluetooth接続すると『ぶぉん』という効果音が聞こえてきます。だからまず、この効果音を確認することが1つ。
2つめは、接続した端末は、画面右上にヘッドフォンマークが表示されています。このマークを必ずチェックしてから音楽再生しましょう。
どちらの確認も、最初は面倒と感じるかもしれませんが、でも、絡まったケーブルをほどいてイヤホンジャックをiPhoneに差すよりよっぽど簡単だと思いますし、何より、いちど接続されればワイヤレスフリーの自由を満喫できますからね。
機械とは、正しく使えば怖いものではないのです!
ぜひ皆さんも、用法容量を守って素敵なワイヤレスライフをお楽しみくださいませ〜(^^)/
カテゴリー:AirPodsの使い方